【トイレの緊急事態】高速道路で渋滞・通行止めにハマった時のトイレ対策

【トイレの緊急事態】高速道路で通行止めにハマったら

先日久しぶりに北海道に帰り、家族で小旅行した際の道央自動車道を走っていたところ、事故で一時間以上通行止めを食らいました。八雲の国道五号線で起きた「豚トラック&バスの正面衝突事故」もあったにもかかわらず、です。

そうは言っても、自分たちが事故を直接喰らわなかったことに感謝しつつこの記事を書いているわけですが…。

今回の内容は若干「下」の話になるのですが、これは高速に閉じ込められたり、災害時などに切実な問題になってきますので、普段はなかなか想像できない事ですので皆さんも一緒に考えてみましょう。

※今回は「大」ではなく「小」のお話が中心です。

目次

道央自動車道工事区間の事故が増えていた

このサイトの特性上少し事故のお話をしますが、対策のみ知りたい方は読み飛ばしてくださいね。

↓けこちの遭遇した事故

工事のため対面通行となっていた区間で正面衝突 男女2人が病院搬送、67歳女性が骨折の疑い 道央道苫小牧ICと白老ICの間

現場はもう少しで樽前SAという場所。ここは工事のため、なんといったん高速道路の反対車線に入らなければいけない工事をやっている個所です。その箇所での正面衝突。

目の前は樽前SAというここで一時間以上足止めを食らうことに

目の前は樽前SAというここで一時間以上足止めを食らうことに

都内の高速道路ではそんな工事の仕方は経験ありません。赤い小さなコーンで仕切っているだけの対面通行だったようなので、どちらかの車が勘違いで追い越し車線のつもりではみ出てしまって正面衝突したという事のようです。車の損傷はなかなかひどいモノでした。

実際の事故車

実際の事故車

北海道の公道では過度の速度超過が多くみられる

実は北海道の高速道路、一部の一定区間においては片側一車線の対面走行です。その割には中央分離帯がだいぶ頼りなく見えます。あれだと恐らく反対から来る車に突っ込まれたら分離帯なんて簡単にぶち破ってきますね。

場所により一車線の個所が続く。基本二車線では100キロにしていいのですが、一車線の場合でもところにより100キロや制限速度表示のない場所があったかなと思います。(けこちはほとんどを運転していたのであまり記憶に残っていなくてはっきりと言えなくてごめんなさい。)雨だと70キロ制限になります。それでもたくさんの車がかなりのスピードでぶっ飛ばしています。どうしたんだ北海道??と思うくらいに。

対面通行の真ん中にはワイヤーが張られたポールがあるのみ。雨だと70キロに制限される(息子撮影)

対面通行の真ん中にはワイヤーが張られたポールがあるのみ。雨だと70キロに制限される(息子撮影)

それでそんな車による事故で一車線がつぶれると当然通行止めです。この問題に関しては緊急自動車が通れなくなる問題にもつながる。ゆえに高速道路自体を二車線にしてほしいという運動もあるようですし、実際に国土交通省が取り組みを発表しています。時間はかかりそうですが…。

道内は4区間136km 高速道4車線化の優先整備区間

北海道を旅行する際にレンタカーをお使いになる方、充分お気を付けください。

今回のメインのお話は、動けない車の中やってきた強めの尿意の話

少し前置きが長かったですが、実は今回初めて男性同乗者が通行止めの最中にお手洗い(小)をどうしても我慢できなくなってしまうという状況を経験しました。決してお手洗いをおざなりにしていたわけではありません。ちゃんと細かく行っていたのだけど、そのような事が起きてしまったわけです。もちろん全くそっち系の準備などはしていませんでした。

お手洗いに行きたくなりやすい飲み物を飲んでしまったとの事

けこちの場合、尿意を催しやすい飲み物としてはミルクティーがそれにあたりますので、普段から車に乗る際には飲まないように心がけています。本人曰く抹茶オレを飲んだのが一番の原因のようです。皆さんも普段からお手洗いが近くなってしまうような飲み物を意識し、車に乗るときには避けるなどすれば予防にはなるでしょう。

実際に緊急対処をした方法はというと…

たまたま持っていた蓋が緩くなりかけていた水筒にお茶を入れていたので、捨てるつもりでその水筒を使って用を足すことを家族の一人が提案しました。残っていたお茶を捨て、当人に手渡し、ひざ掛け毛布で隠してあげるとその入れ物にうまく用を足すことができました。

※排泄物は改めてお手洗いに流しましょう。ペットボトルに排出してペットボトルごと道端に捨てたりなどは決してしないように!

使用した実物の水筒。感謝。

使用した実物の水筒。感謝。

この水筒、容量は500mlでしたがもう少しあった方がよかったようです。溢れそうになって途中で止めたと言っていましたが。ここから推察するに、最高潮に溜まった尿が放出される際の容量は600~700mlくらいあると余裕なのではないかと思いました。今回は故障した水筒を利用したが、できれば水筒は使いたくないものである。

年齢が高くなるにつれ途中で止めるなどという行為は難しい事になるはず。万が一車内で溢れてしまうと更なる問題が浮上しますので容量は大きめを見積もるといいでしょう。

なにも用意していない場合の対処の仕方を考える

専用のグッズを用意していない場合、対策として普段から意識するならば、

  1. 容量大きめのペットボトルのお茶を買うようにする
  2. 何らかのビニール袋は捨てずに手元に置いておく
  3. なるべく大きなサイズの紙コップを使用した飲み物(コーヒーなどの)を捨てずにおく

などでしょうか。

男性の場合なら、お茶などを買う機会になるべく大きめのペットボトルのものを買うなどでぎりぎり対処できるでしょうが、女性はその体の仕組み上、なかなか難しい。

女性でもグッズを購入すればペットボトルを利用できる

ペットボトルを利用するならそれ専用のじょうごを買えば可能になります。

予め準備しておくと心強いグッズ

一般の方たちの渋滞の車内だけではなく、長距離のトラックドライバーの皆さんにも。また、防災グッズとして持っていて損はないグッズを取り上げてみます。

消臭効果の高いビニール袋。使用済みのじょうごや、使い捨てではない使用済みグッズを一時的に入れるのに良さそう。本当の緊急の際には最悪これに排出するのもありかも。

蛇腹式で、収納時は小さいスペースでの保管が可能、伸ばすと約750mlを受け止めることができる。

こちらは中に凝固するゼリーが入っている使い捨てタイプ。車酔い時にも使用できる。使い捨てで清潔なこの商品が現実にはベストチョイスか。

究極の対策はおむつです。なんと5回分吸収するとのこと。こちらは大も対処できるわけですし、おむつってすごいんですね。

あとがき

長距離ドライバーの方が心がけている基本事項として、トイレは行きたくなくても行けるときに行っておく、利尿作用のある飲み物は飲まない、ということを実行しているようです。その割にはペットボトルで排尿したものを道端に捨ててあるのを現実によく見ますので、使い捨てのグッズを買ってちゃんと処理してほしいものですね。

じょうごはペットボトルを利用するのに優れたグッズだと思いますが、洗わないと菌が繁殖してしまうので使用したら後に入れるビニールが必要。お子さんがいらっしゃる方はもちろんのこと、男女ともに対応できる方法としては車の中に使い捨てタイプを常備しておくのが現実的かなと思いました。おむつの装備というのが万が一の時に一番安心できる方法なのかもしれないですね。

 

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