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パーキングメーターの正しい使い方

タクシーアイキャッチ

道路に枠が描かれている100円玉をいくつか入れて利用する駐車スペース、皆さん使ったことありますか?コインパーキングよりは安価で気楽に使えるイメージですが、正しい使い方をしないと違反行為とみなされる場合もあるのでここでしっかりポイントを押さえておきましょう。

目次

時間制限駐車区間とは

時間制限駐車区間に設置されているのがパーキングメーターや発券機。
あくまでも短時間の駐車という事が基本です。

時間制限駐車区間とは

短時間駐車の需要に対応するため、道路状況、交通への影響や支障などを勘案して、駐車枠で指定した場所・方法に限り短時間駐車を認めるというものです。
このように時間を限って同一車両が引き続き駐車できる道路の区間であることが道路標識等により指定されている道路の区間のことを「時間制限駐車区間」といいます。

使用するには指定された場所・方法を守っていただく必要があり、守られていない場合は駐車違反になります。

都内設置場所マップ

とっさに使いたくてもどこにあるの??
なんて時には都内のパーキングメーター・パーキングチケット発給機の設置場所を探せる便利なマップサイトがあります。

時間制限駐車区間 案内地図(外部サイト)

停める前に標識をチェック

パーキングメーターの標識をチェック

パーキングメーター標識画像パーキングチケット標識画像

走りながら停められる場所を探す際は上記のような標識を探すとその近くに見つけることができます。
次に内容を読み解くことが大切です。

60分 日曜休日を除く8-20

意味は
この場所のパーキングメーター(又はチケット発給機)は日曜日と休日を除く日については8時~20時の間に一回につき60分間使用可能

という意味です。
自分の現在の時間がその条件に当てはまっているかどうかを判断してください。

時間外の駐車は、駐車禁止エリアかどうかをチェック

上記の標識で言う8時~20時以外の時に、無条件で枠内にタダで停められると思っている方がいらっしゃるようです。機械が稼働している時間以外の場合に駐車可能かどうかについては、その場所が駐車禁止の規制をされるエリアかどうかを意識することが重要です。
元々比較的安全に駐車できるスペースに枠を作成しているはずなのですが万が一の為に以下の項をチェックして駐車しても安全なことを確かめましょう。

  1. 駐車禁止の道路標識・道路標示により駐車が禁止されていないこと
  2. 交差点とその端から5m以内ではないこと
  3. 横断歩道・自転車横断帯とその端から5m以内ではないこと
  4. 消火栓から5m以内ではないこと
  5. 工事区域の側端から5m以内ではないこと
  6. 長時間駐車(12時間・夜間8時間以上駐車)に該当しないこと

上記の条件をしっかりクリアしているかどうかを確認しましょう。

パーキングメーターの種類

大きく分けるとパーキングメーターパーキングチケット発給機の二種類があります。
時間の種類は60分300円、40分200円、20分100円で、中には貨物用と決められたものもあります。
一般車が貨物用に停めても東京都では違反になる事はありません(各都道府県により異なるので注意)が、一般車はなるべく貨物車に譲る気持ちをもって利用するのが望ましいでしょう。
ちなみに数は少ないですが二輪車用もあります。

パーキングメーター

パーキングメーター(新旧二種類存在)
パーキングメーター標識画像

新旧パーキングメーター画像

出典:警視庁

 

都内では主に二種類あるが使い方はほぼ同じ。
新旧共に駐車する区画のすぐ横にある機械にお金を入れて利用するタイプ。
以下は新タイプの説明画像。

 

パーキングメーター新型正面画像

出典:警視庁

 

パーキングメーター新型側面画像

出典:警視庁

 

使い方

  1. 0分を確認し、停めたい枠内に車がはみ出ないように駐車する
    枠内に収まっていないと違反になります。
  2. お金を入れる
    枠内に車を納めたらすぐに手数料を入れましょう。
    100円玉しか使えませんのであらかじめ用意する必要があります。
    領収書が必要な場合は、手数料投入後2分以内に領収書発行ボタンを押すこと。
    手数料を払わないまま車を停めていると違反になります。
  3. 既定の時間を過ぎたらすぐに車を移動させる
    既定の時間を過ぎても停車し続けると違反になります。
    ※続けて長時間停めたい場合は一般の駐車場を利用するような決まりになっていますが、一度枠から離脱して再び枠に入れなおすとまたゼロからカウントしなおしてくれます。
    すぐに同じ場所に入れなおしたい場合は、あなたが出るのを待っている人が周りにいないかどうかを確認しましょう。
    できるだけ多くの人が公平に利用できるよう一回当たりの駐車時間を制限しているようですので譲り合いやマナーを意識することが大切です。

パーキング・チケット発給設備

パーキングチケット標識画像

パーキングチケット発給機画像

出典:警視庁

 

メータータイプに比べて機械が離れている場所にあったり、シールを窓に張り付けるなど少し面倒で分かりづらいイメージですが慣れの問題です。

パーキングチケット発給機

  1. 停めたい枠内に車がはみ出ないように駐車する
    枠内に収まっていないと違反になります。
  2. 直近のチケット発給機にお金を入れて車両番号(自分の車のナンバー)を入力し、確認を押す
    枠内に車を納めたらすぐにお金を入れましょう。
    1000円札、100円硬貨500円硬貨が使用可能で、お釣りも出ます。
    手数料を払わないまま車を停めていると違反になります。
  3. チケットを発給し、領収書をはがして車のフロントウインドウ内側に駐車終了時刻が外から見えるように張り付ける
    見えるようにフロントガラスに張り付けていないと違反になります。
  4. 既定の時間を過ぎたら速やかに車を移動させる
    既定の時間を過ぎても停車し続けると違反になります。
    ※続けて長時間停めたい場合は一般の駐車場を利用するような決まりになっていますが、一度枠から離脱して再び枠に入れなおすとまたゼロからカウントしなおしてくれます。
    すぐに同じ場所に入れなおしたい場合は、あなたが出るのを待っている人が周りにいないかどうかを確認しましょう。
    できるだけ多くの人が公平に利用できるよう一回当たりの駐車時間を制限しているようですので譲り合いやマナーを意識することが大切です。

まとめ

“「手数料を入れないと駐車違反になります」の記述はいつまでに入れないと違反になるか書かれていないため警察も取り締まってはいけないことになっている”と、言い回しを逆手に取った話がネット上にありました。確かにそれはそれで正しいのかもしれません。
しかし手数料を入れて利用するのが決まりだとパーキングメーターの説明には書かれてある以上、法人タクシーがパーキングメーターを正しく使っていないのを一般の方が見てタクシー会社にクレームを入れることも実際にあります。
看板を背負っているプロの方たちは特に公共のマナーをしっかり守って正しく利用しましょう。

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