2025/4/17更新
ゴムの香りをたしなんでいらっしゃる皆様いかがお過ごしでしょうか。
実は時折このケコチワールドにゴムの香りやゴムに関するメッセージをくれる方がいらっしゃいまして、そのたびにけこちが直接お返事していたのですが、せっかくなのでゴムの香り愛好家である皆さんに紹介させて頂きます。

↓皆さんはこのページを見てメッセージを送ってくれています。


「ゴムの人」さんのメール
まずは、このケコチワールド開設以来、ゴムに関して初めて頂いたメッセージから。
2023年9月
題名: ゴムの匂い
感動しました。
なかなか理解されない好みで、場合によってはエロと結びつけられがちなので、共感者を見つけることも出来ない内容を爽やかに(笑)綴られていてちょっと嬉しくなりました。差出人「ゴムの人」さんのメールより引用
初めて頂いたメッセージでとても嬉しかったのを覚えています。けこちの思いが通じたのかなと実感したのを覚えています。ゴムの人さん、ありがとうございます。
そうなんです、ゴムというワードではゴムの人さんがおっしゃるように「違う意味合いのワード」を連想されるものなのです。Xでもプロフィール欄にゴムの香りが好きと書くと、フォロワーがけこちの意図とは違う非常に特殊な方たちばかりになって非常に困りまして、書き方を考え直したくらいです。



「水枕博物館」さんのメール
続いては水枕の達人と思える方からのメッセージ。
2024年7月
猛暑で水枕使っていますか。
できれば複数の水枕を用意し、抱き枕や温くなった夜中に取り替えます。
夜中に水や氷を入れると、かえって目が覚めてしましますが枕元に放置した室温水枕でも十分快適です。
口金が開いて大洪水になるのを防止するために口金に輪ゴムを巻き付けて下さいね。
水枕が不安定と感じるときは、丸めたタオルを水枕の両端に置くとゴムに包み込まれるような感触です。
抱き水枕も試してみてください。
差出人「水枕博物館」さんのメールより引用
水枕のお話は、やはり以下のページで紹介しています。


このメッセージ、けこちの写真のポートフォリオサイトのコンタクトから送っていただいたものだったのですが、届いたメッセージがおかしなフォルダに紛れ込み、すぐにお返事できなかったので大変失礼してしまいました。
とても優しい文章です。水枕博物館というお名前が気になり、検索してみると出てきたサイトがこちら↓
「みずまくら こころの博物館」
※少し古いページのようで、fc2利用でまだhttps化されていないようで保護されていない通信警告が出ますが、けこちは気にせず拝見いたしました。
メッセージを送っていただいた方かどうかは今のところ確認できないのですが、文章の特徴や水枕に関しての愛情を感じる文章を鑑みると、おそらくこの方ではないかなと思いましたので紹介します。
こちらのHP作者の方は1939年生まれ、2024年でいうと85歳という事になります。すごい!HPを作ったり精力的にITを操っていらっしゃる!内容を読ませていただいたところ、読んでいるこちらもとても心温まる小さい頃のエピソードなどがたくさんあり、まるでけこちが子供のころに感じた天然ゴムでできた水枕への思いそのもので、おそらくそこを感じていただいてメッセージをくれたのかなと思いました。水枕についてのアドバイス、機会を作って実際にやってみて写真を撮ったら改めてこちらに上げたいと思っています。
水枕博物館さん、ありがとうございます。
「Y」さんのメール
続いてはご自身のおすすめを紹介してくれたこちらのメール。
2024年12月
題名: ゴム好き
初めまして。ゴムの匂いが好きすぎるというページを見つけてこちらにたどり着きました。
MONO消しゴムシリーズで砂消しゴム(半分がグレーで半分が白)があるのですが、ぜひそれをオススメします。私はそれを持ち歩いていつでも香りを楽しんでいます。
差出人「Y」さんのメールより引用
MONOの砂消しは小学校の時けこちも持っていましたけれど、砂の方は小学生時代のノート書きには使いどころがなかったですよね。その香りを常に持ち歩いていらっしゃるとのこと!なかなかの強者です。Yさんからのメッセージを頂いたことがきっかけで、このケコチワールドに寄せられたメッセージを紹介させていただこうかと思うきっかけになりました。Yさん、メッセージありがとうございます。
インク用、万年筆用など、いくつか種類があるようですが、Yさんがいつも持ち歩いているのはインク用と鉛筆用のコンビであるこれでしょうかね?ゴムの香りを持ち歩くのにおすすめだという。これは買ってポケットに忍ばせるしかないですな。
ちなみにレビューページに書いてあった砂消しの用途として面白い使い方だなと思ったのが、はさみについたのりをはがすのに使うとよく取れるとのこと。なるほど!
早速、けこちが買った「天然ゴムの消しゴム」写真をアップしましょう。MONO消しは最高の香りです。


けこちが買った天然ゴムの消しゴム
天然ゴムでできた消しゴム自体がもう品薄だという事と、「純粋な天然ゴムではない素材の消しゴム」とうたわれているものがあること、ここに注意して、いくつか買った中でもMONOの消しゴムの香りと同レベルで上質な香りだった天然ゴムの消しゴムということで、二つをピックアップして下記リンクでおすすめします。
実際いくつか買ってみて思ったのは、見た目天然ゴムの消しゴムっぽくても、「ラテックスフリー」や、「合成ゴム」の表記のあるモノは香り的にダメだという事がわかりました。
「ニスモ」さんのメール
続いては小学校の時に毎日通った思い出を改めて思い出させてくれたこのメール。
2025/04
私も天然ゴムの匂いと触り心地が大好きです。学生の頃、角ばったコックさんみたいな天然ゴムの水泳帽で、その匂いが大好きでした。触り心地もとてもよかったです。今のシリコンのものとは明らかに違いましたね。
プールの授業のときは、ずっとゴムの匂いを嗅げて、プールの授業の前はとてもドキドキしていました。
プールに入る前は、シャワーのところを通るのですが、シャワーがゴムに当たる音を頭からダイレクトに感じられて、とても心地よかったです。
家に帰ると、天然ゴムの水泳帽の匂いを嗅ぎたくて、顔に被って匂いを楽しんでいました。ちなみに、私は今でも天然ゴムの水泳帽を被って市の温水プールに行きます。ゴムの匂いとてもいい匂いです。けこちさんの学生の頃も天然ゴムの水泳帽を被ってらっしゃったようですが、天然ゴムの水泳帽の匂いはお好きでしたか?
触り心地はいかがでしたか?今でも被っていますか?天然ゴムの水泳帽を超えるいいゴムの匂いはない気がします。帽子は接着されてできているので、接着剤の匂いもあるかもしれません。
天然ゴムの水泳帽のゴムの匂い、感触、ツヤツヤの見た目、プルプル音、大好きです。けこちさんもお好きで、共感してくださると嬉しいです。
差出人「ニスモ」さんのメールより引用
天然ゴムの香りを愛してやまないニスモさんの気持ちが文面からビシビシ伝わって来るメッセージです。
けこちは小学校の頃、夏休みになると毎日バスに乗って市民プールに行っていました。市民プールなので水泳帽は必須、小学校で購入させられた水泳帽を持参して遊びに行っていたわけです。けこちにとりましても天然ゴムの水泳帽は重要なゴムの記憶となっています。
その時代に持っていた水泳帽が天然ゴム製であり、現在は売られていない、かぶると四角い形になるようなものでした。調べてみると、学校用品で昔から活躍していらっしゃる「フットマーク株式会社」のページで歴史を確認することができます。他の水泳帽の製品袋にある名前(スタートワンやECHOなど)などから現在も生産している企業を探したのですが、ちょっと見当たりませんね。※スタートワンは吸収合併されたような表記を見つけましたがそれも確かではない
↓けこちが使っていたのはこのページの中にある「スパート型」という事がわかりました。(記憶ではもう少し四角かったような気もしますが)
フットマーク株式会社ウェブマガジン【ロングセラーVol.1】水泳帽子
今でもヤフオクでは昭和の学校用商品在庫を抱えていた人がたまに出すみたいです。
更にニスモさんは学生の頃に経験した田植えの経験から、胴付長靴(どうつきながくつ)やゴム合羽、ゴムエプロンが大好きとのこと。残念ながらけこちはこれらに商品に触れ合う機会がなく、わからないのでちょっと調べて掘り下げてみました。
胴付長靴(どうつきながくつ)について
これはかなりいい感じでゴムの香りを堪能できるグッズではないでしょうか。用途からして洗いやすいようにするために内側も天然ゴム素材のようなので、まるでゴムに身をうずめるような感覚?味わったことがない人の方が圧倒的に多いのでは。漁業や農業、特に田植えにかかわっている人たちはかなりゴムに包まれた生活をしているのですね。
天然ゴム製の胴付長靴を作ってきた歴史のある代表的な老舗は(以下敬称は省きますが各企業様をリスペクトしています)「株式会社ミツウマ」、「弘進ゴム株式会社」、「シバタ工業株式会社」の三社。「株式会社ミツウマ」は北海道小樽の歴史ある企業なのですが、カタログを見ると残念ながら現在は胴付長靴は作っていないようです。
なので、今でも販売している「弘進ゴム株式会社」「シバタ工業株式会社」の2企業による天然ゴム素材の商品をここに取り上げてみます。けこちの今の家はこのグッズを収納できる能力がないので購入できませんが、いつか田舎暮らししたりしたときにはなにかと理由を付けて買ってしまいそうです。
↓アマゾン楽天Yahoo!で取り扱いがなく、自身の販売サイトで売ってらっしゃる「第一ゴム」のオンラインショップでは、偶然にも商品のユーザーレビューにニスモさんのお名前を発見。この商品の香りは間違いなさそうです。
ちょっとびっくりしたのは、この「第一ゴム株式会社」は「株式会社ミツウマ」の近所です。なんか小樽ってゴムの街なのか…?
気になったのでさらにいろいろ調べてみると、どうやら北洋漁業と石炭産業が盛んだったこと、気候から防寒性や防水性を求められやすい地域、港湾都市であったことで原材料の調達が有利だったことで同業の企業が集まって発展したのではないかという事がわかってきました。小樽は幼いころから何度も行ったことあるけど、こんなこと想像もしなかった…大変面白いですね。
天然ゴムのゴム合羽、ゴムエプロンは現在見つけるのはなかなか難しい
というのも、近年は軽量性、加工のしやすさ、コストなどから合成ゴムやPVC(塩化ビニル)、ポリウレタンが主になっているようです。寂しいことですね。
アマゾンで調べると出てくるのはこの商品くらいですが、日本のメーカーではないので香りはわかりませんね。海外の天然ゴムはたまにゴムの喜びを感じる香りではないものがありますので注意です。
ニスモさんのおかげで小樽の歴史にまで触れさせていただくきっかけになりました。ありがとうございました。
ゴムの香りを楽しんでいる皆さんからのお便り、今後もこのページで継ぎ足し方式で紹介したいと思います。ご自身のゴム愛、こんなゴムの香りの楽しみ方をしています、などありましたら是非このケコチワールドのお問い合わせページからお送りくださいね!